2013/12/22

エンドピン孔開け&合わせ

だいぶ日が経ってしまいましたがホワイトヴァイオリンの続きです。

ホワイトヴァイオリンのセットアップ 目次

今回はエンドピンと穴の加工をしました。この作業は箱を閉じてからでも普通にできるのですが、削りカスやバリのことを考えて今のうちに作業しておきます。


穴の加工

このホワイトヴァイオリンにはエンドピンを差し込む穴がドリルで開いていますが、そのままではエンドピンをぴったり合わせることはできませんのでテーパ状に加工する必要があります。

ドリルで開いた穴

2013/11/07

Royal Oakストリングクリーナー

ラーセン社から出ているロイヤルオーク・ストリングクリーナーを試してみました。
ロイヤルオーク ストリングクリーナー


ストリングクリーナーといえばギター用が多数あるようですが、ヴァイオリン用は非常に少ないですね。ヴァイオリンの場合、汗や手垢だけでなく松脂も落とす必要があるのでギター用では代替になりません。このようなヴァイオリン専用のクリーナーを選択すべきでしょう。



2013/11/02

内面仕上げ

ホワイトヴァイオリンのセットアップ 目次


ホワイトヴァイオリンの内側は木の繊維が毛羽立っていたので、すべすべになるまでサンドペーパーで均しました。


内側は空気に振動を伝えるところでもあるので、毛羽立っていると僅かではありますが振動が吸収されてしまいます。また毛羽立った面に魂柱を立てることで振動の伝達が悪くなり、楽器のレスポンスが低下すると思われます。



2013/10/12

F字孔周辺の彫り込み

ホワイトヴァイオリンのセットアップ 目次



表板のF字孔周辺の造形が甘くのっぺりした印象なので少々彫り込みました。



写真で見てもほとんどわかりませんが、F字孔の外側を凹面状に削っています。


2013/09/28

表板を剥がす

ホワイトヴァイオリンのセットアップ 目次



先日購入したホワイトヴァイオリンで作業開始です。

一応組立が完了しているとはいえ、やはり箱の中身が気になるので、表板を剥がしてみることにしました。



2013/09/14

ホワイトヴァイオリン購入

ホワイトヴァイオリンのセットアップ 目次


いろいろとヴァイオリンをいじってみたいという思いはありながら、いくら安物とはいえ20年以上付き合いのあるヴァイオリンをいじるのは結構精神的ハードルが高いものです。


それならば、とことんいじれるヴァイオリンをもう1台用意すれば良いのではと思い立ちました。
もう1台用意するにもいくつか選択肢があります。



2013/08/31

JUZEK 可変式ペグシェーバー

ペグの交換作業で大活躍した可変式ペグシェーバーを改めてご紹介したいと思います。

JUZEKペグシェーバー

2013/07/27

ヴァイオリンの音への影響まとめ

これまで様々な方法でヴァイオリンの音質改善を試みてみました。個人的な感覚ではありますがそれぞれの効果をまとめてみました。
☆の数が多いほど音への影響が大きいものです。(良い悪いは問わず)




2013/07/14

肩当ての脚ゴム交換

こちらは過去に愛用していたWolf(ウルフ)の肩当てです。
年季の入ったWolfの肩当て



金属製ですがそれほど重量も無く、フィット具合の調整もしやすく気に入っていたのですが、ここ10年近く使用せずに放置していたら、脚ゴムが劣化して溶けてしまいました。
とても使う気になれないベトベトボロボロ具合


2013/07/13

弦レビュー(インフェルド青)

今までドミナント(GDA)+ゴールドブラカット(E)の組み合わせばかり使ってきましたが、今回は気分を一新してインフェルドの青を張ってみました。



メーカーのトマスティーク社によると赤は落ち着いた音色、青は輝きのある音色とのこと。
インフェルド青 袋は輝きというよりむしろクールな印象


2013/06/29

弦を緩めるということ

ヴァイオリンを弾き終わった後、弓の毛は緩めますが弦は基本的には緩めるものではないと言われています。弦を緩めることによって駒や魂柱が本来の位置からずれてしまったり倒れてしまう恐れがあるためです。


2013/06/22

ヴァイオリンを磨く

「磨く」などと題してしまいましたが、ヴァイオリンは磨くものではありません。
 しかし、ヴァイオリンを弾いた後にきれいに維持することは楽器の健康上とても大切なことです。



2013/06/17

OTTO MUSICA チタンアジャスター

OTTO MUSICAから発売されたチタン製のE線アジャスターを試してみました。

OTTO MUSICA チタンアジャスター


2013/06/01

弦の交換時期について

弦の交換タイミングについては、使用する弦の銘柄や演奏者の考え方によって様々です。どのような時に弦を交換するのが最も理に適っているのでしょうか。



2013/05/18

ペグの調整

「チューニングしようと思ったらペグが固くて全然動かない。」

「ペグを回すとパキパキ音がして微調整ができない。」


しばらくヴァイオリンを弾いている人なら、そんな経験が必ずあるはずです。
原因は色々考えられますが、大抵の場合はちょっとしたメンテナンスで大きく改善します。


2013/05/08

タミヤ 電動ハンディドリル

ペグの弦通し穴開けに使用したのがこちらのタミヤ電動ハンディドリルです。

この箱でお察しかと思いますが、実はこの電動ドリルは組み立て式です。



2013/05/01

ヴァイオリン ペグ交換

IVC購入品の最後のパーツはペグです。


こちらもテールピースやあご当てと同じローズウッド製です。


ペグというのはテールピースやあご当てと比べると音に寄与する度合いははるかに小さいですが、交換作業にはそれらとは比べ物にならない精密さが求められます。



2013/04/21

ヴァイオリン 顎当て交換

IVC購入のパーツ交換第二弾はあご当てです。
パーツ交換の中では比較的ハードルは低いでしょうか。


今までコルクシートを張り替えたり金具を交換したりしてきましたが、ここで思い切ってあご当てごと交換してみることにしました。


今まで使っていたのはカウフマン型で材質はエボニー(黒檀)、新しく取り付けるのはガルネリ型で材質はテールピースと同じローズウッドとなります。

さらに金具の種類も通常タイプからHillタイプに変更になります。



2013/04/20

ヴァイオリン テールピースとエンドピン交換

先日International Violin Companyで購入したパーツ類で、まずはテールピースとエンドピンを交換しました。


左から順にWittner社のテールガット(テールピースロープ)、Hillタイプのテールピース、エンドピンです。テールピースとエンドピンはローズウッドです。私の楽器のような明るい色だとボックスウッドのパーツを付けると安っぽく見えそうな気がしたので重厚感のあるローズウッドにしました。


2013/04/13

IVC(International Violin Company)でヴァイオリン・パーツ購入

International Violin Company(以下IVC)のネット通販で買い物をしてみました。

送料と納期を考えてもやはりその安さは魅力です。物によっては国内で買う半額以下で手に入ったりします。

ただ、IVCでの購入方法に関する日本語サイトが殆ど存在しない。尤も中高生レベルの英語が分かればそんなに難しいこともないかと思いますが、以下に今回の購入手順を解説してみたいと思います。


注.IVCのウェブサイトはその後リニューアルし、下記紹介内容とはサイトの構成が変わっています。



2013/03/24

駒の位置調整

駒は適正な位置にしっかり立っていることでその能力を発揮できます。駒の位置が1ミリもずれると音色に大きく影響しますし、正しい音程も取りづらくなります。
調弦や練習で駒の位置・角度は少しずつずれていきますので、こまめにチェックするようにしましょう。


2013/03/13

ヴァイオリンを練習しなくても下手にならない裏技

ヴァイオリンを練習しなくても下手にならない、そんな夢のような(?)裏技について昔聞いたことがあります。

とあるプロオケのコンマスの方が実際に試して「本当に下手にならなかった」とは言っていたのですが、まあ話半分に聞いてください。



2013/03/07

ヴァイオリンを壁に吊るす

ヴァイオリンを壁に吊るす方法をご紹介します。



2013/03/04

ヴァイオリン・ハンドブック

先日、銀座のヤマハに立ち寄った時に何気なく手に取ったこちらの本。


山口良三著 ヴァイオリン・ハンドブック


この本ものすごく濃いです。

ヴァイオリンの歴史、構造、取扱い方法、点検・調整方法、等々ヴァイオリンに関することなら演奏法以外なんでも書いてあります。

ハンドブックなんて書いてありますが、実際ヴァイオリンに対する理解を深めるバイブルとも言うべきほどの内容を網羅しています。


あまりに私のツボにはまった内容だったので衝動買いしてしまいました。

これからゆっくり読んでいこうと思います。


2013/02/28

2013/02/19

オーディオテクニカ インナーイヤーヘッドホンATH-CKM500

今まで使っていたイヤホンが不注意で断線してしまったので新しく購入しました。

オーディオテクニカのインナーイヤーヘッドホンATH-CKM500 BKです。

オーディオテクニカ ATH-CKM500



2013/02/10

ラーセン松脂

ラーセンの松脂を購入しました。



今までずっとオイドクサの松脂を使ってきたのですが、これがとにかくサラサラしすぎて全く弦に引っかからない。張力の弱いオイドクサ弦ならばこれでちょうどいいのかも知れませんが、ドミナントぐらいの張力になると充分に力を発揮できないようです。



2013/02/03

成田山新勝寺節分会

今日は節分ということで成田山新勝寺の節分会に行ってきました。




11時と13時30分の2回、大相撲力士と大河ドラマ出演者が豆まきを行うとのことで、9時半頃に新勝寺に着きましたが既に大勢の人だかり。


2013/01/31

ハワイ旅行その他番外編

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1.通信環境について

我が家は普段auガラケー(通話専用)+IIJmioスマホ(メール・ウェブ専用)という構成で使用しているので、そのまま海外に行くとデータ通信手段が無くなってしまいます。かといってauでこれらのデータ通信をしてしまっては、いくら海外パケット定額があるといっても2人分だと痛い出費です。

というわけで持って行ったのがアロハデータ社のモバイルWifiルーターです。国内用のモバイルWifiと同様に3Gもしくは一部4Gのデータ通信が可能になり、それを複数台(1~5台)のスマホから利用できます。

そして通信料は1日あたり980円。接続先やデータ量も気にする必要ありません。
というわけで、これを使用してみることにしました。




2013/01/27

ヒルオイル

顎当ての金具と一緒にこちらを購入しました。


英国ヒル商会のヴァイオリン磨き液、通称「ヒルオイル」です。


あご当て金具交換

この前コルクシートを交換したばかりの顎当てですが、金具が曲がってしまっていたのが気になっていました。


ご覧の通り、ネジ部の途中から曲がってしまっています。特に演奏上は支障無いのですが、曲がったことによってヴァイオリン本体に接触してしまいまして、このままではよろしくない状態です。



2013/01/14

ハワイ旅行3日目(B級グルメ&オアフ島観光)

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3日目は現地ツアーの「B級グルメ&オアフ島観光」に参加しました。

この日は非常に参加者が多くなんとバス5台体制です。
私が乗ったバスのガイドさんはハワイアンネイティブのジャニさん。非常に陽気な方でジョークを交えつつガイドをしてくれました。



ハワイ旅行2日目(ハナウマ湾とタンタラスの夜景)

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二日目は朝早く起きてハナウマ湾へ。
レンタカーで行くことも可能ですが、現地ツアーで行けばゴーグルやシュノーケルも貸してくれますし、貴重品の保管や安全面(岩場や離岸流の場所)のアドバイスをしてくれるので、絶対にツアーで行くべきだと思います。