ヴァイオリンを練習しなくても下手にならない、そんな夢のような(?)裏技について昔聞いたことがあります。
とあるプロオケのコンマスの方が実際に試して「本当に下手にならなかった」とは言っていたのですが、まあ話半分に聞いてください。
まずはいつも通りにヴァイオリンに肩当てを取り付けて、いつも通りに顎にはさんで構えます。
いえいえ、練習ではありませんよ。弓は使いません。
そして第1ポジションで次の4つの音が出る場所を同時に押さえます。
・4の指でG線の「レ」
・3の指でD線の「ソ」
・2の指でA線の「ド」
・1の指でE線の「ファ」
全部♯や♭は付けずにナチュラルの位置です。右手指で弦をはじいて正しい音程の場所を押さえているか確認してください。もちろん隣の弦に触れてしまっては駄目です。
実際やってみるとこの手の形は意外と難しいことに気付くと思います。
あとはこの形のまま弦をしっかり押さえて5分間キープするだけです。
疲れたからといって指の力を抜いたり楽器を下ろしたりしないでください。
毎日これをやるだけで、ちゃんと練習しなくても「下手にならない」そうです。
確かに左手のエクササイズとしてはとても良さそうですが、右手が完全にお留守になってますよね・・・
「練習しなくても」というよりも「練習前の5分間に」くらいの気持ちでやるのがいいのかも知れませんね。
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